遅ればせながら、あけましておめでとうございます

昔はといっても、ついこの前までは、年が明けると何か良いことがありそうな気がしたものだ。それがこの年になると、いまや「年が明け 死出の旅路が また一歩」てなもんだ。「めでたさも 中くらいなり おらが春」という小林一茶の心境がよく分かるようになった。えっ、一茶の俳句の解釈が違っているだって。まあ、いいではないか。

現実でも、政治の世界は混迷を深め、日本をどこに導いてくれるのか、皆目、見当もつかない。消費税引き上げも福祉や財政事情を考えると、やむを得ないとは思う。しかしその前提となる経費削減は名目だけ。公務員や国会議員の削減はどこに行ったのやら。与党も野党も政局と選挙の思惑に明け暮れ、本筋の政治は忘れ去られているように見える。いまや政治家でなく政治屋集団と言われても仕方ないだろう。

経済もギリシャやイタリアの財政破綻で、EU自体も厳しい状況にある。世界的な金融不安さえ取りざたされている。円高傾向もさらに進むのではないか。これに対して日本は打つ手があるのか。何となく模様見のような状態が続いている。地方経済は疲弊し、景気回復どころか、さらに落ち込む恐れさえある。東日本大震災の復興も定かではなく、原発問題も解決の道筋は見えてこない。まさに年初めから明るさが見えないのだ。

今年の干支は壬辰(みずのえたつ)だ。壬は「完成を直前にして、穏やかに仕上げにかかる年」といわれる。一方の辰は「与えられた生命力が自然の力に後押しされ、大きく進展する年」だそうだ。この二つを合わせると「世の中の仕組みをガラリと変えるタイミングが熟した時点」とか。政治、経済の状況からすれば、まさに「仕組みをガラリと変える」しかないということだろう。

実は辰年という年は、世界的に大地震が発生した年でもある。12年前の2000年にはスマトラでM7.9、アゼルバイジャンでM7の地震があった。さらに24年前の1988年にはネパールとロシアで、その前の1976年には中国の唐山、1964年には新潟でM7.5など、いくらでも記録が出てくる。自然現象が干支で起きると言うことはあり得ない。ボクは素人だが、地球規模でいえば12年ごとに地震が発生しやすい地殻変動が発生したということだろう。

そういう視点から見れば、昨年3.11の東日本大震災も、12年ごとの大地震のずれ込みだったのかもしれない。ただし2万人以上の死者がでた明治三陸地震津波は1896年、死者・行方不明者3千人以上の昭和三陸地震津波は1933年で、辰年とは無縁だ。だから神経質に考える必要はない。が、地震はともかく、政治、経済の世界では激震が起きる可能性はあるのではないか。もちろん辰年とは関係なくだ

さて、年頭にあたって今年の抱負を語っておこう。と思ったが、抱負は何も浮かんでこない。なにせアナゴ社長とヤッコダコの圧政の下「老兵は去れ」という攻撃を受けながら、ひたすら生き延びるしかないのだから。まあ、このコラムだけは無休で続けるというぐらいか。この決意が竜頭蛇尾に終わらないよう、頑張るぞ…

ヤッちゃんのタメ口

このコラムをご覧いただいている皆さんの中には、先週(4日)コラムを更新しなかったから「もしかして、ヤッちゃんを怒らせすぎて会長コラムは終わったんですか?」と、不安に思う人が多かったらしい。すまんすまん(汗)まあ、年明け早々から老体に鞭を打って働かせるのも可哀想と思うオレ様のやさしさから(ちなみに、オレ様は4日からバリバリ働いていたがな!)先週は特別に休ませてやったのさ。皆さんには心配をかけて申し訳なかった。これからは暇を持て余してボケないようにするためにもガンガン書かせるから、このコラムをよろしく頼むぜ!!

まあ。自分でも「無休で続ける…」との決意表明をしているから大丈夫だとは思うが、きちんと書き続けるようオレ様がサポートしてやろうじゃないか。幸い遊び回る元気はあるようだからネタには困らないだろうしな。

と言う訳で、これからも会長をビシバシ鍛えていくから今年もこのコラムならびにKABをよろしくな!!何?もっと会長にやさしくしろって?やさしくしているぞ。このコラム以外ではな…(汗)