ファッションデザイナーの吉田義貴さんが立ち上げた、アパレルブランド 「gogaku（ごがく）」。

阿蘇の雄大な自然からインスピレーションを受け、「阿蘇から世界へ」をコンセプトに、オリジナルのシャツを作られています。
県内に3店舗展開していて、各店舗で生地などを選び、こだわりのシャツをオーダーすることもできます。

吉田さんがシャツを作る工程の中で、1番重要視しているのが裁断。のびのび作業ができるように卓球台で作業をされているそうです。

また、生地もできるだけ良い物をと、今年の新作「アーキテクト(建築家)」という、四角を集めたビル群のようなシャツには、兵庫県の播州織が使用されています。

そして中でも、子育て世代のお母さんたちから大人気という、「シュミーズ・エ・べべ」というシャツは、授乳中の女性の方や、お母さんがお洒落できるようなシャツをコンセプトに作ったデザインで、お母さんが、子どもを抱いている姿と、阿蘇五岳が周りの外輪山に抱かれている風景からインスピレーションを受けたそうです。

最大の特徴は前にあるドレープ。授乳用は、スリットが入っており、開くようになっていて、ちょうど赤ちゃんが隠れるぐらいの布が付いています。布がついていることで、授乳用のケープの必要がなく、絶大な人気を誇るシャツになったそうです。

斬新なアイデアでシャツを作る吉田さんは、新たな取り組みとして、先月、サクラマチのエントランスをジャックしたファッションショーを行いました。

ショーのテーマは「体現」。吉田さんがデザインしたシャツをダンサーに着てもらい、アコーディオンの音色に合わせて、シャツの魅力を全身で表現する、ファッションショーです。

シャツの特製を活かしたプロのコンテンポラリーダンスに、機能性だけでなく、デザイン性も分かる動きなどが加わり、大勢のギャラリーもくぎ付けに、ファッションショーは大成功の中、閉幕しました。

新しいことに挑戦し続ける吉田さんは、今後トレーラーハウスを改造して、来春に「旅するシャツ屋」を始めようと、計画されています。 阿蘇から世界へ、「gogaku」のシャツに注目です。

【HP】gogaku

【ECサイト】https://lazone.jp/
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