くまパワ!

放送内容BACK NUMBER ARCHIVE

2021年11月4日(木)

【特集】くまパワ!農業部 ~八代生姜~

やってきたのは、八代市東陽町。今回の食材は秋が深まるにつれ美味しさを増す「八代生姜」。東陽町は全国でも有数の生姜の一大生産地!この時期に開催される生姜祭りでは新生姜の品評会や生姜料理のふるまいなど、まさに今が最盛期なんです。

今回の名人はこの道45年の大ベテラン岩丸さんです。

岩丸家の生姜栽培の始まりは大正時代で、栽培のこだわりは土壌作り。
微生物が繁殖しやすい肥料を混ぜて環境を整えることでサラサラな土ができあがり、繊維の少ない瑞々しい自慢の新生姜が育ちます。
また、水はけの良い棚田で生姜を育てることで一般的な生姜より丸く成長し、棚田を囲む山々で程良く日当たりが制限されるためひとつひとつが大きく成長するそうです。

そして今回、農家レシピを教えていただいたのは、くまもとふるさと食の名人の堺さんです。

1品目は、材料は砂糖と生姜のみ。生姜を切り、砂糖と一緒に20分煮詰めるだけ!
生姜をこして、しっかり冷ましたらシロップの出来上がり!

適量のシロップをお湯で割ると「ホットジンジャー」も楽しめます。

2品目は、風味豊かな生姜の香りが食欲を誘う「新生姜の炊き込みご飯」。

作り方は、お米・水・合わせ調味料・ツナ・刻み生姜を入れ、しいたけ・人参・ごぼう・タケノコなど山の幸をふんだんに使い一気に炊き込みます。
仕上げに、追い生姜と豆で彩りをつければ完成です!

本日のシメレシピは、東陽町で加工販売されているとれたての新鮮なジビエを使った生姜焼き!

油を使わず、千切り生姜を入れて強火で一気に炒めます。
味噌・醤油・みりんを合わせた特製タレを投入して野菜と一緒に炒めたら「猪肉の生姜焼き」の完成です。

他にも、生姜を使ったレシピが「JA八代生姜部会」のHPに掲載されています。ぜひ、ご覧ください。

【HP】JA八代生姜部会

各ページに記載している内容は、取材・放送及び掲載時点のものです。
ご理解の上、ご利用ください。