熊本朝日放送の全ての役員・執行役員・社員（以下、総称して「役員・社員」または「私たち」）は、この熊本朝日放送コンプライアンス憲章を遵守することを宣言するとともに、互いに全ての役員・社員に対して、この憲章を読み、理解し、遵守することを求めます。
1.法令・社会規範の遵守
私たちは、法令や社会の規範を守り、社会的良識に基づいて行動します。
放送事業者として電波法・放送法をはじめ関係法令を遵守するとともに、放送番組基準を遵守した取材・報道・番組制作を行い、放送の健全な発展を図ります。また、社内の諸規定を遵守し、良識ある行動をします。
法令や社会規範の遵守を確実なものとするため、社内での意識醸成と周知徹底に努め、定期的な研修も実施します。
2.信頼される事業活動を通じた社会への貢献
私たちは、放送の公共的使命・社会的責任を自覚し、健全で信頼される企業活動を行います。
社会や視聴者の声に真摯に耳を傾け、視聴者ニーズを把握し、放送並びに放送と関連した様々なコンテンツに反映できるよう努めます。
誤報や不適切な情報を発信した場合は、速やかに是正措置をとります。
企業活動において不測の事態やトラブルが生じた場合は、速やかにその原因を究明し、被害や権利侵害の拡大の防止に努めます。
知的財産権を尊重し、自らの知的財産を保護するとともに、他人の知的財産を不当に侵害しないよう十分に注意を払います。
企業秘密や守秘義務を負っている情報（取材源を含む）を除き、社会が必要としている情報を適正に開示し、企業活動を公正で透明性のあるものにします。
職務上知りえた情報を適正に管理し、同意なく第三者に開示したり、不正に使用したりしません。また、他社の機密情報を不正に入手・使用しません。
地域社会の一員として、高い倫理観や良識を持ってあらゆるステークホルダーと協調を図り、文化・芸術・教育・スポーツなど地域の活動を支援します。
3.公正な取引と健全な取引関係を
私たちは、広告主、広告会社、取材・番組制作に関係する個人・団体その他すべての関係先に対し、誠実に対応するとともに健全な関係を維持し、不公正な取引や便宜供与は行いません。
社会的秩序や企業の健全な活動に悪影響を与える個人・団体とは関わりをもちません。
法令を遵守し、公正で自由な取引を行います。
4.人権の尊重・社内報告と違反行為の未然防止
私たちは「国際人権章典」、「労働における基本的原則及び権利に関する国際労働機関（ILO）宣言」などで規定された人権の定義に基づき、人権を尊重し、人種、性別、職業、信条、身体的特徴等による差別や嫌がらせを許しません。
個人の多様な価値観を認め、プライバシーを尊重するとともに、個人情報の取り扱いには細心の注意を払い、その適正な管理に努めます。
強制労働、児童労働を禁止し、⾧時間労働や健康を害する働き方のない健全な労働環境を維持し、セクシュアルハラスメントやパワーハラスメント等のあらゆるハラスメント行為を許しません。
私たちは、私たちの一員による方針、活動、行為が法令・規則、またはこの憲章を含む社内規範に反している（もしくは反する恐れがある）と確信する場合、その旨を速やかに報告することを奨励します。このような報告、処理が速やかに適切に行われるよう社内通報制度を構築しています。
内部通報によって違反行為等を未然に防止するとともに、違反行為等には厳正に対処し、通報した者がそれを理由に不利益な取扱いを受けることを許しません。
5.環境への配慮
私たちは、資源の有効活用など、環境に配慮した取り組みやそれらの周知・広報といった事業活動により、持続可能な地域社会の発展に貢献します。
