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2021年5月20日(木)

【特集】イタリア料理店の新たな挑戦に密着!


イタリア料理人の宮本健真シェフは、
世界が阿蘇の素晴らしさを認めた「世界農業遺産」認定の立役者でもあり、
特に、阿蘇のあか牛の美味しさを世界へ発信し続けてきました。

阿蘇の美しい水、千年以上続く野焼きによって守られた草原。
その中で育つあか牛は、熊本が誇る最高の食材だと宮本シェフは考えています。
そんな阿蘇の素晴らしさを、より多くの人に伝えるために、15年続けてきた熊本市中央区辛島町の店を移転させ、新しいスタイルのレストランをオープンさせることを決意しました。


新たに挑戦する場所に選んだのは、熊本市中央区新屋敷。
住宅街の一角に「隠れ家的レストラン」を作ります。

実は、このレストランを作るのに、最強の助っ人が!
イタリア・ミラノを拠点に、グッチやドルチェアンドガッバーナなどのショップデザインを行う
世界的なインテリアデザイナーの竹田克哉さんです。

20年来の付き合いという2人は、若い頃に“いつか一緒に店を作りたい”と約束、その夢が今回実現したんです。

内装には、美里町の石材や芦北町の杉がふんだんに使われていて、庭の自然と一体感を感じながら、食事を楽しむことができます。
そんなお店を宮本シェフは、”歴史ある旅籠”という意味の『antica locanda MIYAMOTO』と名付けました。

新たな店で出すのは、“これまで以上のあか牛ステーキ”
厨房もそのために設備を整えました。なかでも1番こだわったのが、薪を使って焼く調理台です。

新型コロナの影響で、今月下旬に予定していたオープンは延期に。
しかし、こんな状況だからこそ「飲食店を元気にするためのきっかけになりたい」と宮本シェフは前に進み続けています。


レストランのオープン日は、まだ決まっていませんが、熊本を発信するために料理を提供するだけでなく、県産の食材をつかったベーコンや燻製などの加工品を作り、ワインと合わせて販売も予定されています。

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