全国有数の農業県、熊本。そんな我がふるさとの農産物の魅力を改めて感じてほしいと、とれたて食材で農家レシピを紹介する新コーナー「くまパワ！農業部」。

第1回目は、のどかな田園地帯が広がる北区植木町へ。
メロンやスイカなどフルーツの産地としても有名な町です。

そんな植木町が誇るブランド大長ナス「長助」。
井村さんご夫婦が育てる長助は、最大60センチと超巨大！
実にハリが出て表面が硬くなったら食べごろなんだそうです。

「長助」がこんなに長く育つ理由は、品種本来の特性にあるんですが、通常サイズのナスより10日ほど長く育てているからなんです。
その甲斐あって味も大きさも3倍に！！

そんな大長ナス「長助」を使った農家レシピを教えてくれたのは、JA鹿本女性部会の木原さん。

1品目は「大長ナスとシーチキンの和え物」。
串切りにしたナスをシーチキンと混ぜてレンジで温めるだけ。
仕上げにめんつゆをかければあっという間に出来上がり！

2品目は、大長なすをピザ生地代わりにしたアレンジメニュー。
生産者の中では”バズリレシピ”なんだそうです。
オリーブオイルで焼き目をつけ、ピザソースを塗り、ハムやチーズなどをトッピングして焼くだけ！
果肉が厚い大長なすは、焼くとふっくら仕上がり食べ応えも十分！

3品目は、大長ナスと相性抜群の牛ミンチや卵黄などに加え、隠し味としてカレー粉をも使います。
牛ミンチを塩コショウで炒め、ナスを投入。
果肉が柔らかい大長ナスは油を吸いやすいため弱火でさっと炒めるのがポイント！
水溶き片栗粉でとろみをつければお肉の旨味がナスに凝縮されるんです。