今回のキラリ星は、
熊本のフィギュアスケートクラブ「バンビーニクラブ」に所属する
城北高校1年の松下大地さん。
今年3月に行われた九州トップスケーターが集まる
全九州フィギュアスケート競技会に出場し、4位に入賞しました！

大地さんがフィギュアスケートを始めたのは小学3年の時、
髙橋大輔さんの演技に感動し、自分もリンクを舞台に輝きたいと挑戦を決意しました。

小学4年の時には、初めて出場した大会でなんと初優勝！
その後も様々な大会で優秀な成績を収め続け、
全国でも指折りの実力をもつ選手にまで成長しました。
さらに、フィギュアスケートのバッジテストと呼ばれる資格審査では、
グランプリシリーズやオリンピック出場に挑戦する選手が持つ7級を
大地さんは去年、中学3年という早さで合格しました。
これは、熊本の男子スケート初の快挙なんです。

大地さんが得意とするのは、
トリプルトーループと最も難易度が高いアクセルジャンプ。
この2つのジャンプと華麗なステップが大会で高い評価を受けています。

大会前になると週4日、一日中練習に打ち込みます。
しかし、熊本での練習環境は限られており、
福岡のリンクまで片道2時間かけて通っています。
氷の上での練習ができない時間も、自宅での体感トレーニング、
高校では陸上部に参加しダンスを踊るための体力作りと、
スケートのために自分にできることを怠りません。

体への負担が大きいフィギュアスケートは、
トップクラスの選手でも20代前半で引退することが多い短命のスポーツ。
大地さんも高校生活3年間を一つの節目と考えています。

そんな大地さんの目標は、
トリプルアクセルを完璧にし、全日本ジュニアでフリーに残ること。
その舞台を目指し、舞い踊れ！！