去年の高校総体で玉名工業の30連覇を阻み、初優勝した小川工業レスリング部。特に今年は、実力のある選手が揃う注目校です。その中でも今、急成長を遂げるキラリ星が錦戸蓮太選手。
先月開催された全国大会「JOCジュニアオリンピック」グレコローマン48kg級で、全国3位に輝きました。
”グレコローマンスタイル”とは、上半身にのみ攻撃が許される試合形式。
相手の腰から下に手をかけたり、足を絡ませたりせずに戦います。
豪快な投げ技が多く繰り出され、ダイナミックな試合展開が見どころのひとつです。
錦戸選手が得意とする技が、全国大会でも見せた「俵返し」。
相手を持ち上げて真後ろに倒れ込みながら投げる大技で、決まればビッグポイントが入り、勝負を大きく左右します。