13日蒲島郁夫知事は会見を開き「1月14日から2月7日まで熊本県独自の緊急事態宣言を発令することとする」としました。
蒲島知事は、重症病床使用率が33.9%と国が示すステージ4の基準「50%」に迫っていること、国に対し連携しての要請を検討していた福岡県が緊急事態宣言の対象区域になったことなどから、独自の緊急事態宣言の発令に踏み切りました。
緊急事態宣言の期間は14日から来月7日までで、感染状況が「ステージ3」まで下がることを解除の条件としています。独自の緊急事態宣言の発令でも感染の状況が落ち着かない場合は国に改めて熊本県を緊急事態宣言の対象に含めるよう要請することを検討するとしています。
県内では13日新たに81人が新型コロナに感染していることがわかっています。また、1人の死亡が確認され県内の死者は36人となりました。県内の400床の確保病床に対し13日10時時点で271人が入院していて病床使用率は62.6%と過去最高となっています。