熊本空港の旧国際線ターミナルの跡地一帯で整備が進む「そらよかエリア」のビジターセンターに、今年10月テーマパークが開設されます。
施設のテーマは「SDGs教育」です。
県内を訪れる修学旅行生などに、地球温暖化や脱炭素について学ぶワークショップ、地下水保全や熊本地震の教訓を体感できるフィールドワークを提供する計画です。
テーマパークを開設・運営する肥後銀行によると、金融機関がSDGsに関する専門の教育施設を設けるのは、全国で初めてということです。
笠原慶久頭取は「地方銀行としてSDGsのトップランナーでありたいという自負を持ってきた中、我々が教育施設を作る意味は大きい。空港ビル全体の魅力を高めていきたい」としています。
「そらよかエリア」は、熊本地震からの創造的復興を掲げ整備が進む熊本空港の第2期工事エリアで、「ビジターセンター」や飲食店などが入る「そらよかダイニング」、イベントなどが開かれる「そらよかパーク」を備え、今年秋の開業を予定しています。