熊本市の代継宮で、平安時代の宮中行事を再現した「曲水の宴」が開かれました。
代継宮は、平安時代の歌人紀貫之をまつっていて、毎年「曲水の宴」を行っています。十二単など平安装束に身を包んだ歌人が、上流から流れてくるさかずきが前を通り過ぎるまでに短冊に和歌をしたためます。
今回の歌のお題は「うぐいす」か「あやめ」。KABの佐藤由季アナウンサーも参加し「花菖蒲 あなた色に 染めてほしい」と読み上げました。「甥っ子が生まれたので、甥っ子があやめのようにきれいな色に、あなた色に染まってほしいという思いを込めました」と話しています。