大学生の6人に1人が「SNSで怪しい求人の勧誘を受けたことがある」と回答しています。
「このプロセスは非常にシンプルで数分で完了します。報酬は2千円から5万円でスマートフォンがあれば作業を行うことができます」
高額な報酬を支払うとうたい、犯罪の実行者を募集するいわゆる「闇バイト」。匿名性の高いSNSを利用して指示が出され、事件になるケースがあります。
全国約1300人の大学生を対象にしたアルバイトに関するマイナビの調査では「SNSで怪しい求人の勧誘を受けた」と答えた人は16.6%と、6人に1人の割合です。
熊本市で取材してみると、けさ同様のSNS届いたという学生も。
仕事内容の具体的な説明がなく高額な報酬のメッセージが。
学生
「携帯電話だけってのが怪しいと思って。(応募しようと思いますか?)思わないです。さすがに怖いなと思って」
「どこかで何かを受け取るだけで何万円とか。文字のフォントとかも無駄に派手で怪しいなと思いました」
「申込10秒で可能みたいなのとか見ました。絶対そんな短時間で稼げないと思って怪しい」
アルバイト求人の背景には、SNS経由での求人情報の浸透があるようで、学生たちも様々対策を講じています。
学生
「親に言われてるのは、上手い話は絶対ないから、短時間で高収入とかスマホ触ってるだけみたいなのは普通に全部怪しいよと言われて」
「時給が高い割には、すごい楽みたいなことを言っていると怪しさを感じます」
「業務内容とか会社がどういう会社かというのは調べるようにしています」
熊本県警も絶対に手を出さないよう呼びかけています。
マイナビの調査では「SNS経由でアルバイトに応募したことがある」と答えた人は、26.5%にのぼっています。
簡単に応募できるというメリットもありますが、アルバイト選びも注意が必要です。