九州北部地方に流れ込んだ強烈な寒気の影響で、熊本県各地で雪となりました。
西嶋宏一郎アナウンサ-
「午前8時半の熊本駅です。先ほどから雪がまた降り始めました。顔に当たる雪が非常に冷たいです」
熊本市は午前7時すぎに最低気温マイナス0.6℃を観測。雪が舞い散る中、足早に通勤、通学する人の姿が見られました。
街の声
「寒かった、顔面に雪が降りかかってきて寒かった」
「(あすは)休もうかなと思いました、寒いので」
「行ったことはないですけど、体感的には南極ぐらいかなって寒さですね」
一方、阿蘇市では、寒さに慣れているのか―
小学生
「(寒くない?)普通です」
雪の中、小学生が元気に登校していました。ただ、その寒さは草にまとわりついた水が凍るほど。高森町でマイナス4.7℃、阿蘇市でマイナス4.3℃など、熊本県内ほとんどの地点で氷点下に。高森町など4地点は、最高気温が0℃未満となる「真冬日」となりました。
この雪で、路線バスや高速バスの一部が運休するなどの影響が出ています。
5日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで山地で15センチ、平地で10センチで、6日にかけて警報級の大雪となる可能性もあります。
積雪や路面凍結による交通障害などに十分注意してください。