JR熊本駅近くで、電気自動車のシェアサービスが始まりました。
九州電力とJR九州が4月から始めたEVシェアリングサービス「ウィーブプラス」。専用のアプリで予約することができ、利用料金は15分あたり390円、1キロあたり14.3円です。
九州電力
「鉄道と電気自動車の接続により、クリーンな移動を実現し、地域社会の環境負荷を低減することを目指しています」
電気自動車のテスラを利用してみました。
「走りがスムーズで、音も静かですね。運転しやすいです」
熊本駅周辺で電気自動車を走らせていると、ある地域の課題が見えてきました。
「平日のお昼前ですが、満車となっています。ここも満車ですね」
駐車場の運営などをするタイムズ24によると、熊本駅周辺は住宅やホテルの建設などで駐車場の数が減り、特に土日は駐車場周辺で渋滞が発生することもあるということです。
JR九州は、パークアンドライドを推進し、駅ビル第二駐車場の利用者が新幹線などを利用した場合、駐車料金を割り引きしていましたが、混雑が発生したため、2023年に取りやめました。
そこで、今広がっているのが、活用できていなかった駐車場のコインパーキング化。合同庁舎の駐車場は、4月から一部がコインパーキングとなっています。これまで、来庁者用の駐車場でしたが、閉庁日は一般の車両が駐車できなかったため、需要を見込み、4月から一部をコインパーキングとしました。
九州財務局は、週末の交通渋滞や駐車場不足対策の一助になればとしています。