熊本県警は、巡査長2人の懲戒処分を発表しました。
停職1カ月の処分を受けたのは、熊本県内の警察署に所属する20代の男性巡査長と30代の女性巡査長です。
捜査係に所属する20代の男性巡査長は、去年10月、飲酒を伴う食事会で、一般人の女性に不適切な行為をしたうえ、会の終了後、勤務中の同僚を呼び出し、パトカーで自宅まで送迎させたとしています。
「夜遅くの時間でタクシーがつかまらず、勤務中の職員と親しかったので、安易に頼んでしまった。女性への行為を含め、申し訳ない」などと話しています。
また、地域係に所属する30代の女性巡査長は、今年2月、車で出勤した際に、同僚が酒のにおいに気付き飲酒検査を行ったところ、飲酒運転が発覚しました。28日付けで、酒気帯び運転の疑いで書類送検され、依願退職しました。
「取返しのつかないことをしてしまい、申し訳ない」などと話しています。