熊本県阿蘇市のJR豊肥線・赤水駅で、運転士が車両のドアの操作を誤り、客がけがをしました。
JR九州によりますと、1日午前7時時34分ごろ、JR豊肥線の赤水駅構内で、下りの普通列車の運転士がドアの開閉操作をした際、乗り込もうとした学生がドアと接触しました。
列車は2両編成で、先頭車両のみのドアを開けるべきところ、誤ってすべての車両のドアを開け、その後すぐに閉じたということです。
注意を促す放送などはしておらず、学生は先頭車両のドアと接触して首を打撲しました。乗客が80人ほどいましたが、ほかにけがをした人はいませんでした。
運転士はその後も乗務を続け、JR九州は学校からの連絡で把握しました。指導を徹底し、再発防止に努めるとしています。