特殊詐欺事件の被害者らが指定暴力団の会長らを提訴したことを受け、熊本県警は暴力団組員に対する意見聴取会を開きました。
意見聴取は5月1日、暴力団組員が関与したとして特殊詐欺事件の被害者らが道仁会の会長らに対し賠償を求め、熊本地裁に提訴したことを受けて実施されました。
県警は、県内在住の指定暴力団・道仁会の組員(63)に対し、原告らへの妨害行為をしないよう仮の命令を出し、意見聴取の機会を設けました。
出席した代理人の男性は、道仁会の組員を名乗り「詐欺事件に関与した男は、組員ではない」と主張しました。