JR豊肥線の列車が9日朝、線路内で倒木に衝突。上下線ともに一部区間で運転を見合わせ、通勤・通学の時間帯に影響が出ました。
倒木が見つかったのは、JR豊肥線の瀬田駅と立野駅間で、JR九州によると、9日午前7時半ごろ、宮地行きの普通列車が線路内に倒れていた木に衝突し停車しました。
列車に乗っていたおよそ60人にけがなどはありませんでしたが、高校生らは代替バスで目的地に行くことになりました。
豊肥線は、倒木の撤去作業のため、肥後大津駅と宮地駅間で上下線ともにおよそ5時間にわたり運転を見合わせ、特急と普通列車合わせて11本が運休、4本に遅れが発生し、およそ800人に影響が出ています。
気象台によると、前線が西から近づき暖かく湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が非常に不安定となっています。
9日夜遅くにかけては激しい雷雨に、10日早朝にかけては、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。