11日の母の日を前に、熊本市の肥後花市場で切り花の競りがありました。
肥後花市場には、花のイメージとは対照的な力強い掛け声が響きました。母の日の前、最後の切り花の競りです。
市場によると、今年のカーネーションは一部の地域で出荷量が減ったものの、出来は良いということで、色とりどりのおよそ3万6000本が競り落とされました。
物価高の影響があり、花の苗や肥料などは値段が高騰していますが、市場での取り引き価格は例年通りとなっています。
花の販売店
「物価高騰もあるので、ぜいたく品になる。売れればいいなと。ご飯食べるときに一輪飾ってるだけでも雰囲気は変わるかなと思います」
「お花で気持ちを伝えてもらうお手伝いをさせていただく仕事なので、それでうまく伝えてもらえればいいかなと思います」
また、熊本市電の車内にもカーネーションが飾られました。今年で30回目を迎えるカーネーションの生花装飾電車です。
電車は、11日の母の日まで運行し、午後4時からは生花を持ち帰ることができるということです。