肥後銀行と熊本銀行の2025年3月期の決算が発表されました。TSMC進出などを追い風に、いずれも増収増益となっています。
肥後銀行は一般企業の売上高にあたる経常収益が前期より181億円増加し、1184億円、純利益が前期より20億円増加し、過去最高の158億円と2期ぶりの増収増益となりました。
肥後銀行を傘下に置く九州フィナンシャルグループの連結決算は、4期連続の増収増益となっています。
また、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の熊本銀行は、経常収益が前期より46億円増加し320億円、純利益が前期より23億円増加し69億円と、2期連続の増収増益となりました。
いずれもTSMC進出や周辺の事業開発に伴う貸し出しの増加、投資信託の販売手数料の増加などが要因だということです。