飲酒運転の車にはねられ、女子高校生が死亡してから7年。熊本市の事故現場で、早朝に飲酒検問が実施されました。
2018年5月11日、当時、熊本西高校の3年生だった女子生徒は、熊本市西区田崎町の県道を自転車で走行中に事故に巻き込まれました。
13日は、事故が発生した同じ時間帯に熊本南警察署が飲酒検問を実施。この検問での検挙はありませんでしたが、今年の県内の飲酒運転の検挙数は88件で、去年の同時期と比べて10件増加しています。
また、熊本西高校では事故の風化を防ぐため、自転車で通学する生徒らに交通指導を実施しました。
交通委員長
「悲惨な事故が二度と起こらないよう、これからは私たち若者たちが率先して命の大切さを考えて、少しでも飲酒運転がなくなっていけばいいかなと思います」
事故から命を守るため、今年度から県立高校は自転車乗車時のヘルメット着用を義務付けています。