地域の防災力向上へ。熊本県玉東町で避難所までの道のりを確認する取り組みがあり、約40人が参加しました。
息子の謙くんと参加した平井茉衣美さん。
「段差というか、細かいガタガタ、歩いていると気づかないんですけど…」
謙くんは人工呼吸器などが必要な「医療的ケア児」で、車椅子での移動のほか、避難先でも非常用電源の確保が求められます。
14日は、避難先に指定されている町役場までを歩き、線路や段差、舗装されていない道など避難する際の障害となる場所などを確認しました。
参加者
「実際、具体的に医療的ケアが必要な子どもさんとか把握してない所があった。改めて自分たちが知らないところを知れたことは学びの一つかなと思います」
玉東町には、医療的ケア児が3人いて、非常用電源を備えた町役場を避難所に指定するなど個別の避難計画の策定を進めています。