全国B型肝炎訴訟の弁護団の口座からおよそ4360万円を横領した罪に問われている元弁護士の男の初公判があり、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによると、元弁護士の内川寛被告(63)は、2018年から2020年にかけて、当時代表弁護士を務めていた全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の口座から現金を払い戻し、あわせて約4360万円を横領した業務上横領の罪に問われています。
15日の初公判の冒頭陳述で検察側は「発覚を免れるため、訴訟の和解金を少なく報告していた」などと指摘。内川被告は「公訴事実は間違いありません」と起訴内容を認めました。