熊本県は、有明保健所管内で結核の集団感染が発生したと発表しました。
県健康危機管理課によりますと、有明保健所管内にある事業所で、12人が結核に感染したということです。
県内の集団感染は、2017年以来8年ぶりです。
去年12月、当該の事業所に勤務する30代の女性が結核と診断され、有明保健所が女性の勤務先の従業員を対象に健康診断を実施したところ、13日までに発病者2人、感染者10人が確認されました。
今回の事例で現在、入院している人はいませんが、県は、せきが長引く場合などは、早めに受診し、予防するよう呼びかけています。