熊本労働局は、職場での熱中症による去年の死傷者数が過去10年間で最多だったと発表しました。
熊本労働局によりますと、去年、熊本県内で職場で熱中症となり4日以上休業した人は、前年と比べて11人多い25人で、過去10年間で最多でした。死亡した人はいませんでした。
業種別にみると、製造業が最も多く8人で、次いで警備業が7人でした。全体の半数以上が50歳以上で、8割以上は7月と8月に発生していました。
また、従来の傾向とは異なり、早朝や深夜にも発生しています。
熊本労働局は「予防だけでなく、重篤化を防止するための対策にも取り組んでほしい」と呼びかけています。