熊本都市バスは、病気やけがの療養、育児休業の取得により、一時的に乗務員の欠員が生じるため、6月、7月の土日祝日に減便すると発表しました。
通常ダイヤでは、土曜は888便、日曜・祝日は767便を運行していましたが、いずれも658便に減便します。また、流通団地線と上熊本線は運休となります。
利用者
「仕事で使うので、そこは(ダイヤに)合わせて行かなきゃいけないかなと思います」
「(通勤ラッシュ時の)午前中と午後だけはしっかり運行してほしいんですけど、しょうがないですよね」
熊本都市バスによると、現在、在籍している乗務員は約140人で、それぞれの雇用形態に合わせて運行シフトを組んでいます。
ただ、6月から一時的に乗務員が2割ほど足りない状況となり、現行のダイヤのままでは、乗務員の働き方や運行の安全に支障が出てしまうため、やむなく減便を決めたということです。
2カ月間の特別ダイヤは、それぞれの停留所に順次、掲示していて、16日から熊本都市バスホームページの時刻検索画面でも確認することができます。
なお、熊本市から運行を受託している熊本城周遊バス「しろめぐりん」も、6月2日から7月18日までの間、平日の16便すべてを運休することが決まっています。
熊本都市バスは「減便でお客様にご迷惑をおかけし、申し訳なく思います。こうした状況にならないよう処遇改善、採用活動に力を入れていきます」とコメントしています。