熊本市立小学校で、転入した児童2人の書類を紛失したことがわかりました。
熊本市教育委員会によりますと、学校は2023年、児童2人の転入に伴い、健康診断票と住所・氏名や指導・学習状況などが記載された指導要録の写しを受理しました。
今年2月、中学への進学手続きのため書類を確認したところ、児童1人分の書類を紛失していたことが発覚し、その後の点検で、さらにもう1人分の書類を紛失していることが判明したということです。
これまでに、個人情報の悪用などは確認されていません。
熊本市は、昨年度から小中学生に関する書類をすべて電子化した一方、転入した児童などの書類は紙のまま管理しています。
熊本市教委は、文書の取り扱いについて周知を徹底するなどとしています。