酒を飲んだ状態で車を運転したうえで女性をはねて死亡させたとして、危険運転致死傷などの罪に問われている男の初公判があり、起訴内容をおおむね認めました。
起訴状などによりますと、熊本市中央区の元飲食店従業員松本岳被告(24)は、去年6月、車を時速約70キロから74キロでバックさせ車線を逆走。歩道上の変圧器に衝突した後、熊本市児童相談所職員の横田千尋さんをはねて死亡させ、一緒に歩いていた横田さんの知人に全治およそ2週間のけがを負わせた危険運転致死傷と酒気帯び運転の罪に問われています。
19日の初公判で、松本被告は起訴内容をおおむね認めました。弁護側は「危険運転致死傷罪は慎重に適用すべき」と主張しました。