熊本労働局は、建設業で死亡事故が多発しているとして、緊急警報を発表しました。
熊本県玉名市の建設現場で、今年4月、50代の男性が生き埋めになり亡くなるなど、県内では今年、土木工事業などにおける事故で4人が亡くなっています。
いずれの事故も、作業計画が策定されていないなど基本的な安全対策が徹底されていなかったということです。
これを受けて、熊本労働局は20日に「緊急警報」を発表しました。
7月19日までの期間中、関係団体への緊急要請や周知啓発活動などを実施します。
熊本労働局と県内6つの労働基準監督署は、リスク低減対策を講じた安全作業や車両系建設機械の転倒・転落防止対策の徹底を呼びかけています。