5月は「自転車月間」です。警察官や高校生がヘルメットの着用など安全な利用を呼びかけました。
「自転車に乗るときは。必ずヘルメットをかぶりましょう」
20日朝、熊本市のJR新水前寺駅の周辺で、警察官や高校生が自転車の安全な利用を呼びかけました。
熊本県立高校では、4月からヘルメットの着用が義務化されています。
高校生
「自分も4月からつけるようになりました」
「学校の前でヘルメットをかぶってくる人がまだいて、家から完全にヘルメットを着用することがまだできていないので、そこを改善していきたい」
熊本県警
「高校生の方はつけられている方が増えてきたと感じる。大人の方にもつけていただきたい」
また、20日は一斉取り締まりも実施されました。
熊本東警察署
「今度から自転車の違反行為についても青切符の適用がなされますので」
警視庁は来年春から、携帯電話を使用しながらの運転や信号無視など自転車の交通違反に対し「青切符」による取り締まりを行う方針です。
20日の取り締まりでは並んで走行する併進行為や右側通行に対して指導や警告をしたということです。
熊本東警察署
「車と同じような処理をされる可能性があるというところを、しっかりと頭に入れていただく活動になります」
警察によると、今年熊本県内で発生した自転車の事故は124件で、去年の同時期と比べて19件減少。啓発活動や取り締まりの効果が表れているとみていて、継続して取り組みたいとしています。