プロバスケットボールB2リーグ熊本ヴォルターズで今シーズンキャプテンを務めた本村亮輔選手が現役引退を発表しました。
日本大学出身の本村選手は2018年に特別指定選手としてヴォルターズに加入し、7シーズン在籍。通算245試合に出場しました。
献身的なディフェンスと3ポイントシュートを武器に、加入1年目には初の地区優勝にも貢献しました。
2022年からはキャプテンとしてチームを引っ張り、B1昇格を目指しました。ここ2年は脳震とうで試合に出られない時間も多くありましたが、ベンチでチームメートを鼓舞しました。
本村選手はクラブを通じて「もっとヴォルターズの選手としてバスケットがしたかった、これは正直な思いです。今まで関わってきたすべての人が僕の財産です。本当にありがとうございました」とコメントしています。
また、本村選手や遠山向人ヘッドコーチらは19日、熊本市役所を訪れ、シーズンの終了を報告しました。
今シーズンヴォルターズは27勝33敗で西地区4位。4シーズン連続6回目のプレーオフ進出を果たしましたが、B1昇格は逃しました。
大西一史市長は「来シーズンも期待したい」と激励しました。