熊本県玉名市の入浴施設で、肺炎や風邪に似た症状を引き起こすおそれのあるレジオネラ属菌が検出され、営業を自粛しています。
レジオネラ属菌が検出されたのは、玉名市天水町の「草枕温泉てんすい」です。
玉名市によりますと、15日に有明保健所による立ち入り検査が行われ、19日に基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されました。
施設を保有する玉名市は安全性が確認できるまで浴場の営業を自粛していて、施設を利用して体調に異常がある人は、施設に連絡し、医療機関を受診してほしいとしています。
この施設は、去年11月にも基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されていて、清掃や点検の回数を増やすなどの対策をとっていたということです。