1月頃に、相場553円だったキャベツは、現在300円以上値下がりしています。
一方で、高くなっているのが卵。今後の見通しは。
柴田記者
「お好み焼きをメインに提供するこちらの店舗では、キャベツも、卵も、価格の変化を直接感じているということです」
熊本市内のお好み焼き店では、1日でキャベツおよそ10キロ、卵は1日40~50個を消費しています。
キャベツの価格が落ち着いたことに安堵する一方で。
お好み焼きええじゃろ・杉村店長
「卵が、去年の秋くらいから徐々に高くなって、そのまま高止まりという感じなんで、しかたないかなと思いつつやってます。お好み焼きを焼いた分だけ、卵を必ず使う」
卵の価格高騰への対策は…。
「お好み焼きだけじゃなく、他のメニューも増やし、夜だったらお酒飲んでもらえたら、それで売り上げをカバーして行くしかないかなと」
JA全農によりますと、23日の卵の相場は福岡で1キロあたり340円。エッグショックと言われた2023年の価格に迫っています。
スーパーで買い物をする人の反応は…
お客さん
「(Q卵を何の料理に使う?)お弁当。毎日」
「Q値上がりが痛い?痛いです」
みやはらによると、2023年の鳥インフルエンザの際に補充した鶏が、卵を産ませる飼育期間を終えたことや、肥料や物流費の高騰が影響しているということです。
みやはら・橋本憲明営業本部長
「鶏も夏バテするんですよ。ですので、卵を産みにくくなりますので、この相場が一時続くんでなはないかと予想しています」