出水期を前に、国や熊本県が球磨川流域を合同巡視し、災害に備える活動に必要な情報交換や現地確認をしました。
合同巡視は、八代河川国道事務所や県の担当者などが参加し、毎年、梅雨入りを前に実施されています。
26日は、八代市と芦北町で行われ、芦北町では2020年の7月豪雨で家屋の浸水被害が発生しかさ上げ工事が進められている白石地区など3カ所を見て回りました。
芦北町には、大雨時に越水しやすい可能性が高い「重要水防箇所」が8カ所あるということです。
また、人吉市では、およそ60人による防災会議が実施され、今年の梅雨の見通しなどを踏まえ、有事の際の連絡網などを確認しました。