実習先の保育園の女の子2人に対する不同意わいせつなどの罪に問われた男の裁判で、熊本地裁は懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、熊本県阿蘇市の無職の男(22)は、去年9月、実習先の熊本県北の保育園で、当時6歳の女の子をトイレに連れ込み、わいせつな行為をしたなどの罪に問われています。
2日の判決で、熊本地裁の中田幹人裁判長は「自身の立場を悪用し、被害者らが性的意図を理解できない年齢であることにつけこんだ尊厳を踏みにじる卑劣な犯行」と指摘。「犯情は悪質で実刑は免れない」として、懲役6年の判決を言い渡しました。