台湾・台南市の特産品を九州へ売り込もうと、ビジネス交流会が開かれました。
熊本県菊陽町に3月オープンした「日台会館」にやってきたのは、台湾・台南市の黄偉哲市長と農業局の代表団です。
特産品の販路拡大を目指した交流会が開かれ、九州の食品卸売業者45社が参加。農産品や加工品を試食して、味や香りを確かめました。
バイヤー
「台南市の物は、ドライフルーツしか知らなくて、コーヒーとかナッツ系のお菓子とか他にもおいしいものがあるなと」
「情報があまりなかったので、すごくありがたいです。商品を直に見られて、話も聞けるので」
会場に並んだのは、ドライフルーツや台湾茶など約30種類。なかでも好評だったのがゴマ商品です。
バイヤー
「台南市はゴマの生産量が一番と聞いたので、ゴマ商品とかいいかなと」
黒ゴマと水あめで作られたスティック状のお菓子です。
西嶋宏一郎アナウンサー
「バイヤーにおいしいと評判の黒ゴマのおやつです。口いっぱいに風味が広がって、美味しいです」黄偉哲(こう・いてつ)市長は「ぜひ熊本の人に台南市の農産品の魅力を知ってもらいたい」と話しました。
主催した台湾九州商会は、今後も日本と台湾のビジネスを活性化させるイベントを開催したいとしています。