飲酒運転で女性をはね死亡させたなどの罪に問われ、一審で懲役12年の判決を受けた男が、判決を不服として控訴したことが分かりました。
熊本市中央区に住む元飲食店従業員、松本岳被告(24)は、去年6月、飲酒運転で車をバックさせるなどし、熊本市の児童相談所職員、横田千尋さん(当時27歳)をはね、死亡させるなどした罪に問われています。
一審の熊本地裁は、今年5月、危険運転致死傷罪の適用を認め、検察側の求刑通り懲役12年の判決を言い渡しました。
熊本地裁によりますと、松本被告の代理人弁護士が5日、判決を不服として、福岡高裁に控訴したということです。