熊本を含む九州北部地方は8日に梅雨入りが発表されましたが、11日にかけ、大雨となる恐れがあります。
南からの暖かく湿った空気の影響で、九州に停滞している梅雨前線の活動が活発になり、熊本県内は、朝から雨が降りました。
8日の降り始めから9日午後5時までに降った雨の量は、人吉市で138.5ミリ、球磨村で131ミリ、多良木町で122.5ミリなど8つの観測地点で100ミリを超えています。
この後、梅雨前線が熊本を含む九州北部地方に北上して停滞する見込みで、前線に向かい暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
10日夕方6時までの24時間に予想される雨量は県内の多いところで200ミリとなっています。
11日にかけても雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。
土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。