7月に行われる予定の参院選に向け、立候補予定者らの演説が熱を帯び始めています。
馬場氏
「なぜこんなに皆様方に一生懸命していただいているのか、国政の運営を任せられるのは自民党、自公政権しかないと皆様方が思っていただいているからこそだと思います」
3期目を目指す自民党現職の馬場成志さんは週末、自民党の政治セミナーに出席。小野寺五典政調会長も壇上に上がりました。
小野寺政調会長
「もし財政を気にせずに消費税を下げるようなことがあると、その財源はどこから来るか?赤字国債に頼ると円の信用が落ちます。円安になってまた物価が上がるこの悪循環に陥ってしまうんです」
物価高騰の根源にある円安を克服できるのは自民党だけと語りました。
鎌田氏
「備蓄米2000円以下で放出することで全てをごまかして、うやむやになった。政治と金の問題や選択的夫婦別姓統一教会の問題様々な自民党への疑問や不満を全てかき消そうとしています」
県議を先週辞職し参院選出馬予定の立憲民主党鎌田聡さんも週末、街頭演説。その1週間前には野田佳彦代表が熊本駅前でマイクを握りました。
野田代表
「消費税の税率を食料品に関しては0%にしよう。こういう方針を示させていただきました。雨が降ったら傘をさす、雨がやんだら傘をたたむ。柔軟な税財政の運営をするそんな国にしようじゃないですか」
食料品の消費税を1年間0%にすると訴えました。
山口氏
「経済も成長していない、賃金も増えていかない、このままいけば10年20年後も同じ結果が待っている。みなさんどうですか、今よりもっと生活が苦しくなりますよ。今の与党のままでは」
参政党から立候補を予定する山口誠太郎さんは街中心部で街頭演説。神谷宗幣代表も駆けつけました。
神谷代表
「財源の裏付けない減税を言うのは無責任。だったら30年間日本経済をほったらかしにしている自民党のほうが無責任じゃないか。参政党と自民党は真逆、恐らく共産党より参政党のほうが自民党の真逆です。自民党じゃだめだと思う人は、自民党と一番政策が違う党に投票すると良いですよ。みなさん」
消費税の段階的な廃止と社会保険料の見直しを進めると訴えました。
参院選は7月20日投開票の可能性が高くなっています。