倉庫に放火した罪に問われている元消防団員の男に、執行猶予付きの有罪判決です。
判決などによると、熊本県玉名市に住む会社員で元消防団員の男(23)は、2022年9月、玉名市天水町の倉庫内にあった木材にガソリンをまき、ライターで火をつけティッシュペーパーを投げて倉庫に火を放った非現住建造物等放火の罪に問われています。
9日の判決で、熊本地裁の中田幹人裁判長は「燃料を用いるなどした犯行態様は危険で悪質。公共の危険の程度も看過できない」とした上で、「50万円の被害弁償をし、被害者が処罰を求めていない」などとして、懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。