熊本県内の外国人労働者の労働災害の状況がまとめられました。増加傾向にあります。
熊本労働局は、去年までの6年間に県内で起きた外国人労働者の労災の状況をまとめ、初めて公表しました。
休業4日以上か死亡は227人。2019年は11人でしたが、2023年には63人に増え、2022年に起きた木の伐採作業中の事故と、去年起きた鉄骨などの落下事故で2人が死亡しています。
業種別では、製造業92人、建設業58人、農林業21人の順に多く、在留資格別では、半数以上の123人が技能実習生でした。
労働局では、外国人労働者が理解しやすい安全衛生教育を取り入れるよう呼びかけています。