梅雨の晴れ間となった17日の熊本県。日中の最高気温は甲佐町で32.6℃熊本市で32.4℃となるなど13の観測地点で今年の最高気温となり、湿度も高く、蒸し暑くなりました。
柴田理美アナウンサー
「正午すぎの熊本市中央区です。手元の温度計は気温32℃。ただ、じっとりと汗をかくような湿度で、気温以上の暑さを感じています」
まちの声
「体調管理が追い付いていかないです」
「孫たちも体調が悪くて、暑さに慣れていないのもあるんでしょうけど」
「汗かきます」
Q暑さ対策は「タンクトップ!」「スプレーひんやりするやつがあるんですよ」
これからの時期に、注目してほしいのが「暑さ指数」です。
真治大輔(気象予報士)
「暑さ指数といいますと、熱中症の危険度を示す指標です。ここで注目してほしいのが、湿度が7割という点です。湿度が高い状態ですと汗が蒸発しにくく、体から熱が放出されにくいということで、湿度の割合が多くなっています」
17日の暑さ指数の最高値は、甲佐町で32.8、熊本市で29.2でした。
今シーズン「熱中症警戒アラート」は、熊本県内では、まだ発表されていませんが、17日は県内では熱中症の症状で5人が搬送されています。
真治気象予報士
「暑さ指数31以上が危険とされています。熱中症警戒アラートが出るのは、33以上の場合なんですが、31以上になると、まずもって危険な状態になりますので、アラートが出ている、出ていないに関わらず、熱中症対策というのは、必要になってくると思います」
蒸し暑さは、来週にかけ、少なくとも1週間程度続く予想です。
真治気象予報士
「この先、最高気温は30℃以上の真夏日が続く見込みです。特に、木曜・金曜は、33℃の予想になっていますので、熱中症の危険度が高まる日になりそうです。また、最低気温にも注目してみますと、日によっては、25℃と熱帯夜の可能性もあります。寝ている間の熱中症にも注意が必要です」