熊本空港が民営化後、初めて黒字となりました。とくに国際線が好調です。
2020年に民営化した熊本空港。運営する熊本国際空港が16日に発表した2025年3月期連結決算で、営業損益が4億4800万円の黒字となりました。
前期は3100万円の赤字で、民営化後、初めての黒字となります。
牽引したのは好調な国際線です。
韓国・釜山線の新規就航やソウル線、台湾・高雄線の運航再開などで、旅客数は前期の2.1倍に。免税店の売り上げも倍増しました。
国内線も、TSMC進出によるビジネス旅客の増加などで、3.7%増えています。
熊本国際空港は「国内線、国際線ともに計画を上回ったが、今後については香港線の運休など不確定要素もある」としています。