熊本市中央区で、熊本市電と乗用車が衝突する事故がありました。
警察などによると、18日午後3時ごろ、手取本町方面から桜町方面に右折しようとした乗用車が、同じ方向に進行していた熊本市電の車両と衝突しました。
乗用車は、弾みで信号待ちをしていた軽乗用車に追突。軽乗用車がさらに前方のワゴン車に追突する玉突き事故になったということです。
この事故で、乗用車を運転していた70代の女性が、首の痛みなどを訴える軽傷です。市電の乗客30人にけがはありませんでした。
また、事故の影響で、市電の車両はおよそ14分停車し、一部区間で遅れが発生しましたが、現在は解消されています。
右折する車と市電が衝突する事故は、昨年度19件あり今年度は4件目です。
市民
「右折車線とか複雑そうですよね。ちょっと入り組んでいるとういうか。私も車運転しますから。車の方が気を付けないといけなところですよね」
熊本市交通局は「右折で軌道敷を渡る際は、安全確認を徹底してほしい」と呼びかけています。