熊本市の大西一史市長の政治資金管理団体が、収支報告書の献金した個人の住所欄に、企業の所在地を記載した問題で、市民団体が政治倫理審査会での審査を求めました。
市民団体は、熊本市役所を訪れ、市の政治倫理審査会での審査を求め請求書と署名を提出しました。
大西一史市長の政治資金管理団体の収支報告書では、寄付者の住所に企業の所在地が記載され、実質的な企業献金の疑いがあるなどとし、政治倫理条例に違反する可能性を主張しています。
これに対し、大西市長は「法律上も条例上も問題なく対応していてる」としています。
今後、提出された6079人分の署名を確認し、政治倫理審査会が開かれます。