熊本市が、事業用不動産サービス世界最大手の「CBREグループ」と地域経済の活性化を進めます。
熊本市とアメリカのCBREグループの日本法人が19日、連携協定を締結しました。
CBREグループは、企業や事業者向けの不動産の売買や不動産投資に関するコンサルティングなどを手がけていて、その不動産の知見と世界中に展開するネットワークをいかして「熊本市への企業誘致の推進」と「中心市街地の活性化」に取り組みます。
熊本市が不動産会社と企業誘致に関する連携協定を結ぶのは、初めてです。
熊本市への企業誘致は、TSMCが進出を発表した4年前から年間20件前後に増加していて、今回の協定で、今後も高い水準を維持したい考えです。
会見でシービーアールイー福岡支店の大野洋照支店長は「熊本市はさらなる発展の可能性を秘めている」と語りました。
福岡支店長
「製造業や物流事業者を熊本市に誘致することも含まれる。開発用地に国内外から投資したいというお客様もお連れすることができるのではないかと思っています」
大西市長は「TSMC進出を中心に海外の企業からも熊本が名指しで投資・進出先となり、千載一遇のチャンス」としています。