激しい咳が特徴の「百日ぜき」の感染者数が過去最多となっています。乳児が重症化するケースが相次いでいます。
回復まで2カ月から3カ月を要する百日ぜき。3月から5月までの間に、子ども11人が重症化していて、熊本県は過去に例がない状況だとしています。
11人中10人が生後1カ月から2カ月の乳児で、全員が回復しています。
生後2カ月までの乳児は、ワクチンを接種していないため重症化しやすく、県は咳をしている人と乳児が接触しないよう注意を呼びかけています。
今年の県内の百日ぜき感染者数は、すでに過去最多の年を大きく上回る499人となっています。