川辺川に建設予定の流水型ダムをめぐり、国土交通省から球磨川漁協に漁業補償の金額を提示されたことがわかりました。
川辺川流域に漁業権を持つ球磨川漁協が16日に開いた理事会の場で、国土交通省川辺川ダム砂防事務所から具体的な金額を提示されたということです。
漁協と国交省は、いずれも金額を明らかにしていません。
これは、ダム建設によって損害が出る漁業者に国が金銭補償するもので、今回の提示によって、補償に向けた協議が始まったことになります。
漁協は、今月から球磨川流域の各地で組合員への説明会を開き、補償額について意見の聴取を進めるということです。