熊本県内のイオンで備蓄米の販売が始まりました。

　嘉島町のイオン熊本店にできた客の列。備蓄米を買うためです。

来店客
「3時ごろから（待っています）おかげで一番前に。家族も少ないけれど、やっぱりお米がないと困る」

　政府の備蓄米を随意契約で2万トン調達したイオンは、19日にイオン熊本店で販売を開始。開店前に約400人が訪れ、予定を10分繰り上げて午前8時50分から販売を始めました。

　2022年産のいわゆる「古古米」で、用意された5キロ・2200袋は次々に売れていきました。

来店客
「（備蓄米）初めて見ました。子どもが3人で、中学生と高校生なので結構食べるので助かりますね」

　1家族1袋の制限を設けて販売され、午後5時時点で約2000袋が売れたということです。

イオン九州の担当者
「お米を安定的に、いろんなお客様の選択ができるように、今後も、いろいろな施策を行いながら販売していきたい」

　熊本県内のほかの店舗でも販売予定ですが、日程などは決まっておらず、イオンのホームページなどで告知するということです。