熊本市中央区にある船場菅原神社から、タヌキの置物が持ち去られていた事件で、進展がありました。
設置された防犯カメラの映像です。神社に入ってきた男性が「タヌキの置物」を手に取り、次々とかばんに入れていきます。
神社を管理する冨重貞さんによると、置物は15体ありましたが6月に入りあわせて10体が持ち去られました。
19日に警察に被害届を提出し、警察は21日未明に防犯カメラに映っていた男性を発見。男性の自宅から持ち去られた10体が見つかり、21日に神社に返却されたということです。
冨重さん
「16日月曜日からの1週間、くたびれてました。返ってきてほっとしました。うれしかったです」
ただ、これまでの場所に「タヌキ」の姿はありません。
冨重さん
「ひと安心です。ただ、しばらく皆さんの前にお披露目するのは、時間がかかるということです」
男性が置物を持ち去った理由は、分かっていないということです。